財閥は意外に身近だったという話
件(くだん)の先輩に同行した際に、少し空き時間があったのでお話する時間がとれました。今まで全く意識していなかった事なのできちんと残しておこうと思います。企業の背景を知ることで有用・不要な情報を選別してお客様と会話ができることになり、非常に重要な教養であると感じています。自分なりに整理できたら社内の勉強会でビジネスの基礎という形で発表してみたいところ。
5大商社について
商社、ここでは「総合商社」のことを言いますが「カップラーメンからロケットまで」と例えられるように何でも売る会社の事だと理解しました。この中で5大商社と呼ばれるものがあります。平成24–25年時点の古いデータですが次のような規模(年間の売上ベース)になっています。最新のものは違うと思うので改めて調べておきます。
20+10+7+12.5+10.5= 60兆円もの大金が動いていたのですね。
3大財閥について
上記は売上順に「敢えて」していません。三菱商事、三井物産、住友商事を併せて3大財閥と呼ばれています。財閥はさまざまな業種の企業を独占的に経営していた一団とのことで、過去解体されてからも強い影響力を持っているそうです。
それぞれグループ企業があり、皆さんが名前を良くご存知の企業もたくさん並んでいます(後述)。今ではグループ会社として形が見えるため◯◯グループと呼ぶことにします。単独での売上で言えばトヨタ自動車、本田技研、日本郵便など様々な企業がありますがグループという観点で見ると全く違った規模感になってきます。600社を超える「独立した企業のあつまり」とのこと。
3大財閥の特徴について
「組織の三菱、人の三井」そして「結束力の住友」と呼ばれることもあるそうです。今回三菱が面白そうだなと思ったのでそちらを取り上げます。
あちらも三菱、こちらも三菱
三菱重工業、三菱UFJ銀行、三菱電機、三菱自動車…… 皆さんよくご存知だと思います。そして 「三菱」の名を冠さない企業でもたとえばこんなところがあります。
今挙げた企業はすべて「三菱金曜会」の会員となっています。気になる方は調べてみてください、色々と面白いかもしれません。「組織の三菱」の一端を見ることができました。