「会社に頼らない」仕事力 を読んで
同僚から借りた本のタイトルです。ISBN付いてない本ってどういう扱いなんだろう、などと思いつつ。この「book-smart.jp」さんはビジネス書の要約を書いてくれているようだ。ざっくり見て興味を持ったら買ってみる、そしてAmazon なりのリンクが貼ってある、なるほどと思ったわけで。
これを見た後では自分のアウトプットなど稚拙も稚拙。ただ練習の場でもあるためしっかりと考えながら書いていきたい。価値が創出できていないからアクセス0件なんだぞ、と自戒をこめつつ。
相変わらずの長い前置きはこの程度にして、実は著者の方と近々お会いする機会があるので読んでおこうと思ったのでした。USBグループの社長を務めたこともあるほどの実力者です。僕は世界に羽ばたく、とか英語が!とかそんなことは全然考えていないのですが。食い扶持に困らなければOKというスタンスで行きましょう。いくつかピックアップしておきます。
今の状態が今後も続くとは限らない
過去の遺産で食いつないでいる状態、世界の成長に比べて日本は低迷しており今後良くなっていくという見方は客観的にし辛い。
世界から見た日本の七不思議
- 発言しない
- 会議で質問しない
- 異文化を受け入れない
- 金を求めない
- 決めるべき人が物事を決めない
- 動かない、変えようとしない
- メンバーを鼓舞しない
積極性が無いと総括されるような気がしますが大企業ほどその傾向が強そうな印象です。
外資の社長はここを見て人を採用します
- その人らしいやりかたで「狙ったことを成し遂げる」人
- 会社の看板、学歴、資格では採用されません
これらを使ってどのように実績をあげたのかが大事 - 組織に対していかなる付加価値を生むのか
この辺りは自分を面接の際にどう売り込むのか、自己紹介というよりはプレゼン。商品に置き換えてお客様に買ってもらうイメージが良いのかもしれない。 - 企業理念・文化に適合しているか
個性は違っても同じゴールを目指しているか、ということだと思います。Salse Force 社では V2MOM という手法で組織内の意思統一をはかっているそうです。
それぞれ「ビジョン」「価値」「方法」「障害」「基準」です。
実行力が身につく世界標準の仕事の習慣
- おかしいと思うなら改善する、考えが浮かばなければ人に聞く。前向きに。
- 行動なき批判は禁ずる
- 現在の仕事にプロ意識をもって全力でうちこむ
今日は正にそんなイメージで仕事をした。電話を受ける、ただ知識が不足しているのでわからない。その中でも動作確認、手続き関係はしってそうな人にお願いを、技術面では社内のヘルプを。そんな形で最終的「丁寧なフォローありがとうございました」の言葉を引き出せたのが良かった。 - 目の前の仕事だけでなく周辺の仕事も拾いに行く
これは以前経験がある。別にサポートに人間が関わらなくとも…ということもやってきた。細かいところから社内的にも信用を積み重ねることが大切だと信じている。こちらから何も与えずだれがこちらからのお願いを聞いてくれようか。
「何かがおかしい、どこかおかしい」という感覚は正しい、という言葉に少し救われた感があります。ただ、今になっても「人生を楽しむ」という感覚がわからない。それだけはこれからも変わる気がしないのだ。