えめそう

3社目の転職に35歳で踏み切った人間が日々思うことをつらつらと。

「会社に頼らない」仕事力 を読んで

同僚から借りた本のタイトルです。ISBN付いてない本ってどういう扱いなんだろう、などと思いつつ。この「book-smart.jp」さんはビジネス書の要約を書いてくれているようだ。ざっくり見て興味を持ったら買ってみる、そしてAmazon なりのリンクが貼ってある、なるほどと思ったわけで。

book-smart.jp

これを見た後では自分のアウトプットなど稚拙も稚拙。ただ練習の場でもあるためしっかりと考えながら書いていきたい。価値が創出できていないからアクセス0件なんだぞ、と自戒をこめつつ。

f:id:tenshock35:20190131225604j:image

 相変わらずの長い前置きはこの程度にして、実は著者の方と近々お会いする機会があるので読んでおこうと思ったのでした。USBグループの社長を務めたこともあるほどの実力者です。僕は世界に羽ばたく、とか英語が!とかそんなことは全然考えていないのですが。食い扶持に困らなければOKというスタンスで行きましょう。いくつかピックアップしておきます。

今の状態が今後も続くとは限らない

過去の遺産で食いつないでいる状態、世界の成長に比べて日本は低迷しており今後良くなっていくという見方は客観的にし辛い。

世界から見た日本の七不思議

  • 発言しない
  • 会議で質問しない
  • 異文化を受け入れない
  • 金を求めない
  • 決めるべき人が物事を決めない
  • 動かない、変えようとしない
  • メンバーを鼓舞しない

積極性が無いと総括されるような気がしますが大企業ほどその傾向が強そうな印象です。

外資の社長はここを見て人を採用します

  • その人らしいやりかたで「狙ったことを成し遂げる」人
  • 会社の看板、学歴、資格では採用されません
    これらを使ってどのように実績をあげたのかが大事
  • 組織に対していかなる付加価値を生むのか
    この辺りは自分を面接の際にどう売り込むのか、自己紹介というよりはプレゼン。商品に置き換えてお客様に買ってもらうイメージが良いのかもしれない。
  • 企業理念・文化に適合しているか
    個性は違っても同じゴールを目指しているか、ということだと思います。Salse Force 社では V2MOM という手法で組織内の意思統一をはかっているそうです。
    それぞれ「ビジョン」「価値」「方法」「障害」「基準」です。

実行力が身につく世界標準の仕事の習慣

  • おかしいと思うなら改善する、考えが浮かばなければ人に聞く。前向きに。
  • 行動なき批判は禁ずる
  • 現在の仕事にプロ意識をもって全力でうちこむ
    今日は正にそんなイメージで仕事をした。電話を受ける、ただ知識が不足しているのでわからない。その中でも動作確認、手続き関係はしってそうな人にお願いを、技術面では社内のヘルプを。そんな形で最終的「丁寧なフォローありがとうございました」の言葉を引き出せたのが良かった。
  • 目の前の仕事だけでなく周辺の仕事も拾いに行く
    これは以前経験がある。別にサポートに人間が関わらなくとも…ということもやってきた。細かいところから社内的にも信用を積み重ねることが大切だと信じている。こちらから何も与えずだれがこちらからのお願いを聞いてくれようか。

 

「何かがおかしい、どこかおかしい」という感覚は正しい、という言葉に少し救われた感があります。ただ、今になっても「人生を楽しむ」という感覚がわからない。それだけはこれからも変わる気がしないのだ。

息苦しさの改善に期待、IAP という呼吸法

もう随分と長いことデスクワークをやってきました。ストレスも相応にはあったと思います。もう3年くらい前でしょうか、物理的に呼吸が浅く息苦しさを感じるようになりまして、散々検査などを行いその結果が神経科で緊張を緩和する薬を処方されるに至ったわけです。

息苦しい、息が切れると言ったもので仕事にそこまで支障が出るレベルでもないので薬も飲んだり飲まなかったり余らせたりして割と適当にしております。ストレスフリーというのは性格上難しいのですが出来るだけ減らそうという気持ちではおります。

 

さて、今日は職場にて30分ほど講師を招いての「ほぐし」の教室がありました。

  • 肩に手を当てて回す
  • 舌筋のトレーニン
  • 二人一組で行うスクワット

それぞれありましたが今日1番の収穫は

  • IAPという呼吸法

はい、タイトルに入れたものです。

 

深呼吸は鼻から吸って、口から吐いて。と言ったものや息を吸う時にお腹を膨らませて吐く時にお腹をへこませる。そんなやり方を想像されると思います。この IAP は

  1. 鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
  2. 口から息をふうっと吐き、お腹を膨らませる

吸う、吐く、それぞれでお腹を膨らませます。横隔膜の筋力を改善させるものだそうです。1分間で12回以上呼吸をしている方は呼吸が浅くなっている証拠ですので、是非やってみてください。僕は薬に頼らず呼吸を楽にしたいので習慣づけて行くつもりです。

 

僕だけかもしれませんが、息を吐かずにお腹を膨らませていると眩暈を起こしブラックアウトしかけるので十分気をつけてください。正しいやり方でおねがいします。

 

ちなみにインターネット上を調べるとこんな効果があるそうです。

  • 疲労予防と疲労回復
  • 体幹と脊柱が安定する →姿勢が良くなるのでは?
  • 身体が無駄なエネルギーを使わなくなる

 

細かいことはライフハックな Blogさんにお任せしてインプットした情報を行動というアウトプットに変え健康であるように努めたいと思います。有給付与はまだ先なので風邪引いたり体調不良で休んでる場合でも無いですからね。まだ1ヶ月、正式採用まで先は長い。

社内勉強会のすすめ(そのn)

nは打ち間違いで無く回数です。こんばんは。

 

昨日どこぞでつぶやいた言葉は一人の人から「小説の一説のようで素敵だ」とお褒めの言葉をいただきました。ただ、どうしても直したかったので次のようにしてみました。

「オリオンの左下に光る星がやけに眩しく輝いていたのは、低下した視力による滲みだけのせいなのだろうか。」

読点を打つ位置は難しい。そして一番言いたかった星を先頭に持ってきつつ言葉のリズムに違和感を抱かないように「てにをは」を調整し一部の文言は入れ替えました。読点の位置は一つの思想の単位を表すという内容を何処かの本で読んだことがある。説明するのであればもっと書きようはあるものの表現となると変わってくるのだと信じています。ちなみにあとで調べたところ、おおいぬ座シリウスという星らしいです。漢字とひらがなの混ざり具合も悩ましいですね。滲み、にじみ。オリオン"座"としなかった心は?と問われてもその時頭に浮かんだ言葉をそのまま活かしたかったというよりありません。

 

さてさて、本ブログの 90% の方(アクセス数が少ないので 95%にはできない)には全く興味が無いことから書き始めましたが今日は勉強会で本を読む時間が取れず11時過ぎに帰宅すると言った状況でしたのでその内容をアウトプットしておこうと思います。

 

カスタマージャーニーとは

例えばユーザが商品を買う、ということを設定し買うに至るまでのプロセスをステップに分けて表現します。加えて、ユーザーをペルソナという形で定義(例えば男性、30台、会社での役職は…)して、その時その時にどういう気持ちになるか、購入に阻害する要因があればそれを排除する方法を考えましょう。埋めたものがカスタマージャーニーマップとなります。すごい雑な解説なので気になる方は調べてみてください。

これはブログを書くにあたって、Twitter から Blog へ飛んでもらいレビュー記事から商品を購入してもらおう。といった形でも作ることができるはずです。「認知」「興味・関心」「比較・検討」「行動」くらいに分けてみると良いらしいです。

 

作業で良いな、と思っていること

社内の勉強会は様々な人、その考え方と触れるチャンスです。部署ごとに思想も異なりますし、その中でも当然異なります。普段から考え方を知ることでその人に対しても適切なアプローチが取れるかもしれませんし、思いもよらない意見が出ることで更に発展した形のアイディアとなるかもしれません。

 

気をつけたほうが良いこと

脱線した際のキーパーが役を用意しておくことをおすすめします。ただ、あまり厳密に取り締まる必要はありません。通常の会議であればゴールありきで考えますが、勉強会なので「〜しなければならない」という風なものでなくても良いはずです。ただ後ろ向きな話や全く関係ない話になるようでしたらそれは諌めたほうがよいでしょう。

 

折角会社でやるのだから成果にしたい

基本的に業務外でやっているので有志の勉強会となります。ですが、良いアイディアが出てきたら実現するために企画書を出したいですよね。このレベルまで行けば失敗した、成功したを含め次に活かせると思います。カスタマージャーニーマップはそれぞれの段階毎に企画がいくつか出るものであるため1つ潰れても他の企画を持っていくことができるのでやってきた作業が全て無駄になるというわけでもありません。

 

仕事に直結しないものでも良い

仕事に直結する方が何かしらの成果を期待できるかもしれませんが、必ずしもそうではないと考えます。内勤の人向けに外勤の人から見るユーザの情報を共有する場であったり、前職での経験を活かしたものでも良いですし、最近話題の技術を論じるも良し、教養めいたものを共有する場でも良いです。とにかく集まって人となりを知り、知識を得て業務が円滑に回るようになればなお良し、といったところでしょうか。

 

久しぶりに日が変わる前にお風呂に入って1時までには寝たいです。こうやって宣言すれば守るかもしれない。(リストに入れているブログ徘徊もしたい)

ふーん、業界誌? ……まあ、悪くないかな。

今日は仕事に現在の業務に関連するおはなし。職場で購読している専門情報誌、いわゆる業界誌を読むように薦められたので早速サンマルクでココアを飲みながら読んでみました。これがなかなかに興味をそそる記事が少ない。僕は技術そのものよりも、それを利用して何ができるか。というところに興味があるのでインフラ周りの話をされても……という状態でした。しかしながら MCPC の資格も取らなければならないため少しずつ勉強していきましょう。関心を持てそうなところ、知っておくと役に立ちそうな所をメモしておきます。

 

f:id:tenshock35:20190128211303j:image  

(こんな本どこで売ってるんだろう……)

 

5Gの次、6G現る。

現在日本での主流は4G、アメリカでは昨年の10月に5Gのサービスが始まったそうです。高速、低遅延、広い帯域幅と色々なメリットがあるそうです。さて、12月に120 Gbps の伝送に成功したそうです。bpsは今や常識かもしれませんがビット・パー・セカンドの略で毎秒何ビットのデータを送れるかというものです。1バイトは8ビットなので 120 Gbps だと毎秒 15ギガバイトのデータを送れるわけです。例えば DVD 1枚が 4.3 GB だとすると1秒で3枚以上送れるというすごいものです。電波を回転して多重化というキーワードはあるものの軽くスルーして 2023年ごろの技術開発、実証実験というスケジュールだそう。しばらくは 5Gが主流になっていくでしょうが、こういう技術も下地は用意されているんだよ、ということで。

使い道は16k(まだ4kもそこまで普及してないのに……)なんかが見込まれているそうですが、5Gでも問題になっていた伝送距離がネックのようです。

 

次世代映像伝送「SRT」

やっぱりみんな興味がないと思うので何に使えるかだけ言っておこう。「めっちゃ綺麗な画質でYoutubeやニコ生のライブが見れるようになるよ!」って感じです。あ、ニコニコはプレミアム限定ですかね。冗談はさておき SRT とは Secure Reliable Transport の略で暗号化、パケット損失の回復、汎用的なIPネットワークで利用可能だとのこと。パケット損失の回復がウリ。TCPでのやり取りは非常にコストが高くオーバーヘッドが大きいため配信などには不向きです。んで、UDPが使われているわけですがパケットロスは当然保証されず、結果として回線状況で音質や映像の乱れにつながります。その辺をなんとかしてくれるよって技術のようです。SRT製品は米軍でも使われていた実績があるようで災害時など伝送速度が確保しづらい環境でも現地の映像などを伝えることができるかもしれません。

 

曲げられるディスプレイ

iPhone が次世代機種に曲げられるディスプレイを使う、ジャパンディスプレイのものは使わないといったことがニュースになっていたと思います。Royoleの FlexPaiというスマホが中国ではすでに出回っているそうですが、品切れの模様。曲げ部分は完全には密着しないそうです。日本はどうやったら製造業でイノベーションを起こし業界を牽引することができるのだろう、などと人ごとのように考えておりました。こういったディスプレイで僕らの生活は変わるのだろうか。ヘッドマウントディスプレイで違和感なく左右が見渡せるとより没入感が高くなるかもしれません。

 

メモ:Office 365 の Teams に社外の人を招待する

  1. 管理センターの表示
    Office 36 の管理者画面にアクセスし、左メニューの「Teams と Skype」を選択します。すると「Microsoft Teams & Skype for Business 管理センター」が表示されます。
  2. ゲストアクセスの設定
    左メニューの「組織全体の設定」の中の「ゲストアクセス」を選択し「Microsoft Teams へのゲストアクセスを許可する」をオンにする。
  3. ゲストに何を許可するか
    プライベートに通話を行う:第三者に見られず連絡が取れる通信
    会議→IPビデオを許可:Web会議の動画を許可
    など色々あるそうです。
  4. チーム管理者の設定
    社内メンバーと分けて運用しましょう。ゲストが参加可能なチームを作成、そこに招待します。

 

Teams はやぼったいから Slack と Zoom.us でよくないですかね?(台無し

 

日経ビジネス 2019.01.07 感想

例によって転職後のアンケートで良いペースで送られてくる日経ビジネス誌を読み思うところがあったらそれをアウトプットする作業です。僕としてどう思うかというのが1番大切なことだと信じています。

f:id:tenshock35:20190127190529j:image

そういえばブックオフで深い緑色のネクタイを買いました。好んでいる色ではないため持っていませんでしたが訪問先のコーポレートカラーを考慮して念のため。2,500 円の投資であれば悪く無いでしょう。CHANELですよシャネル。ブランドをありがたがっている自分も滑稽だなあなどと思いつつ。さて本題です。

 

会社はいつか終わる、固執するほど組織は淀んでしまう。

盛者必衰、形あるものいつかは滅びる。時代に応じて常に変わり続ける必要はあると思うが芯の一本ブレないようでありたい。今会社が倒産しても他でやっていけるだけの力はあるだろうか。潰れないに越したことはないけれど、そんなことを今一度考えています。

 

林業の復興を目指す

樹齢50年のカラマツは1本6,000円程度にしかならないそうです。柔らかくて傷つきやすいことが原因ですが、これを逆手にとって最初からダメージ加工を施しました。これを住宅改修向けの古民家風木材という形で売り出したところ4から5倍の値がついたそう。既存の技術・商品の使い方を変えただけで新しい価値を生み出した、これがまさにイノベーション。具体例を目の当たりにすると自分でもなにかしら新しい価値を生み出せるのでは無いかと色々考えたいですね。100円均一の商品で何か別の用途に使えないか、なんてのもイノベーションで良いのですよ。

 

デジタル化で中間管理職が消える

会社において AIが代替できない仕事は専門性が低くて低賃金の雑務、経営層などの意思決定、交渉や相談といったコミュニケーション、AIやロボットの製作・運用。中間には人が要らなくなるような未来が想像されている。人間が想像したことは実現できるといった言葉のとおり、しばらく先の未来かそれともまた近いうちには実現されるのだろう。その中で自分がどのポジションに居ることができるのか想像して準備を進めておいた方が良いかもしれない。

 

不変のもの、基本、そこをいかに抑え地盤を強化することで、変化に対する新しい要素を上に積んでいけるのだろうなあなんて考えつつ冷めたコーヒーを啜っています。

別部署ですが前職の後輩くんがこのブログに興味を持ってくれたのが今日の嬉しかったことです。(メモ)