えめそう

3社目の転職に35歳で踏み切った人間が日々思うことをつらつらと。

ユーザーとの距離感

前職も現職も自社開発のソフトウェアを販売をしております、僕が関わっている業務は変わっていますが。「使う側と作る側の意識の差を埋めるのは難しい」と言うのは、先輩から話を聞いた際にも思ったので「どこでも同じような問題を抱えているのかも知れないなあ」と考えつつ書いていくことにしました。特に印象に残ったのは「自分達は良いものを作っていると思っているけどユーザがそれを良いと思っているかが分からない」と言った内容。

みんな大好きドラッカーさんのマネジメントによると「顧客の欲求からスタートする」「新しい満足を生み出す」が原則になるわけです。前者については「ユーザはこう言うものを求めているだろう」という考えで動くもので、市場調査含め色々とやることがあると思っています。後者はイノベーションに該当するものですが、「我々はこの様な価値を提供していきたい(きっと必要になる、潜在的欲求がある)」と考えながら物作り、サービスの提供をして行く必要もあるわけです。この様な考え方から、実行しなければならないと思われることを3つ挙げてみます。もちろんこれは別途、誰(どの部門)がどのようにアクションを起こさなければならないかという点を考えなければなりません。出来ている、出来ていないがあると思われるので。

  1. 顧客視点でのサービスを提供するという意識で仕事をしているか
  2. 提供したサービスについて顧客からのフィードバックを社内に展開できているか
  3. 一度で終わらないための仕組み作り

社内へのフィードバックが継続的に、また共感してもらえる様な内容であればうまくいくのではないかとずっと考えています。良かったこと、悪かったことを含めて。会社を構成する要素の1つだけれども、それぞれの思いがある人間を相手にしているんだ、と言うことは常に意識したいですね。論理的に説明しなければいけないこともあるし、感情に訴えかけなければならない事もある、そして出来る事なら成功を皆で喜べる様にしたい。利益は必要なものではあるけれど、それ自体を目的にすると色々なところに歪みが出てしまうので。

どうありたいか、どうあるべきか、理想を抱いて溺死しないように日々インプットおよびアウトプットを心がけていきましょうか。まだお正月明けなのでロクに仕事に関するアクション、というか具体的なものが何もないので。